2025-1-4
とても共感した。
国内外問わず、育児の合間を縫って(というか深夜くらいしか自由時間がないので)サッカーの試合をよく見るが、ここ数年、特にペップ・グアルディオラの系譜の監督が増えたことでサッカーそのものも「詰将棋化」が進んだと思っている。
自分はそれこそジダンやデル・ピエロ、中村俊輔を見ていて10番でファンタジスタで司令塔がいるサッカーを見て育ってきたし、ロナウジーニョから始まってメッシ、クリロナといった圧倒的な個でぶち抜くサッカーの方が見ててワクワクするタイプなので、今のサッカーも面白いは面白いけどゴールまで迫るときのワクワク感みたいなものは薄れてしまったなと感じる。
データの利活用で競技そのものが科学されていった結果だと思っているけど、競技レベルの向上は一般大衆向けのエンタメになることとはイコールではないんだなと。コンテンツそのものが玄人向けになり、わかりやすい見方(ドリブルで何人ぶち抜くとか、すごいFK決めるとか)が削がれていて、お茶の間のニュースとしてはニュースバリューはいまいちなんだと思う。そういう意味ではサッカー好きがよく言う「日本代表がリバプールやバイエルンに行く時代にあってニュースでやるのは大谷ばっか」というのは、一定理にかなってるところはあって、やっぱりサッカーの話はニュースとして取り上げづらいからなのかもしれない。
話は戻すとサッカーそのものが玄人向けコンテンツになって一般受けしないのは今の時代仕方ない反面、これだけだと面白くないので、将棋の藤井聡太くんみたいなゲームチェンジャーが現れてくれないかなと思ったりすもする。